対人恐怖症で働けない人はどうしたらいい?

対人恐怖症が原因で家に引きこもっていた人が社会復帰するために働き口を探す場合に、色々な障害が立ちはだかります。社会復帰しやすいのは人手不足になりやすい職業ですが、総じて接客業ばかりです。また肉体労働の仕事も多く、指示されることが多い職場だと時折怒られることもあります。こうしたことを考えていると、働きたくても働けないと感じている人は多く二の足を踏んでしまう傾向にあります。対人恐怖症でも働ける仕事を探すのか、対人恐怖症そのものを克服するのかで方針は大きく変わります。

まず対人恐怖症でも働ける仕事を探すケースです。対人恐怖症といっても、面と向かって話すことが苦手なのかそれとも文字を使って表現するのも苦手なのかで大きく違います。もし面と向かって人と話すのが苦手であれば明らかに接客業は避けるべきです。営業なども厳しく、辛い思いをするだけです。人によっては対人恐怖症を克服するためにあえて辛い環境に飛び込むこともありますが、フォローしてくれる存在があるからできます。わざわざそうした環境に飛び込む必要はなく、むしろ失敗のリスクが大きいことからもいきなり接客業にチャレンジすることははっきり言えば無謀です。

自分の言葉で表現するのが苦手な人はマニュアルの中であれば接客業でも問題ないことが多いです。営業などのように言葉のチョイス1つが重要となる仕事は向いていないものの、マニュアルが決まっているコンビニやファストフード店などは慣れさえすれば苦に感じなくなっていきます。スーパーマーケットで働くこともおすすめです。アドリブがあまり求められない仕事であればこなせるため、働き口としてはかなり広がります。倉庫内の軽作業などもその1つです。後は体力勝負ですが、リハビリをしていき体力がついたと思った段階で社会復帰をすれば大丈夫です。

面と向かって話すことが苦手という人は在宅ワークなどで生計を立てることがおすすめです。在宅ワークであれば家に居ながら仕事を受注してクライアントが納得するものを提供すればそれで収入を得られます。面と向かって話すことが苦手なだけで、その処理能力や発想力などはちゃんとある人は自分のペースで仕事ができるため非常に気楽です。ストレスを感じずに生きられるため、多少収入面で落ち込んだとしても人前に出て恥ずかしい思いをするぐらいであれば多少は我慢できます。もし我慢できなくなれば、できるだけ人と接しない職業を見つけて少しずつ比率を高めていけば問題ありません。

対人恐怖症を克服して働けるようにしたいと考える場合は、働きながら克服できるようにしたいのか完全に克服してから働きだすのかを決めておくとスケジュールが立てやすいです。働きながら克服するのであれば自分が何に恐怖心を抱いているのかを知ることが大切です。会話が苦手であればなぜ会話が苦手なのかを調べていくことで、おおよその原因をつかめます。いくつも克服すべき課題があれば1つ1つをクリアしていくことで自分自身の成長につなげられ、自分に対して自信を持ちます。そうしたことが実践できる職業を見つければ色々なことが一挙に解決していきます。

完全に克服してから働きだすというのはかなり大変です。自分では克服したと思っても実際はそうでもないことがあるからです。そうなるとやっぱり自分はダメな人間だとさらに落ち込んでしまって余計こじらせてしまいます。それでも完全に克服してからというのであれば、最終試験を設定してそれをクリアすれば復帰するような形が必要です。例えばナンパをして一緒に飲みにいけるか、10人以上に声をかけるかのいずれかができればクリアというようにしておけばその事実が自信につながります。これだけのことをしたんだという自信が対人恐怖症の克服には欠かせません。

対人恐怖症で働けない人にとって、過度に恐怖心を抱きやすい傾向にあるためここなら安心して働けるという場所を見つけるのは非常に大変です。そうした理解は求人サイトでは伝わらないため、求人サイトに書かれている言葉だけで判断しようとします。しかし、そこで書かれていることは実態と大きく異なるというのはよくある話です。また職場がそのような環境になっているところは余裕があるところであり、社会復帰を目指す人がいきなりその環境で働けるかといえばかなり困難です。いかに自分の心を防衛していくかという処世術を知って少しずつ解決することが最も現実的な選択肢です。

体力面で問題なければポスティングをおすすめします。話しかけられることはありますが、挨拶をきちんとすればそれ以上は何も言ってきません。黙々とノルマをこなすことだけを考えるうちに対人恐怖症のことはどこかに吹き飛び、とにかく仕事をこなすことに専念できます。1つのことに没頭できそうな仕事が対人恐怖症で働けない人にはおすすめであり、システムエンジニアなどもその1つです。

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