対人恐怖症を改善するにはどうする?

対人恐怖症で他人と上手くコミュニケーションを出来ないと日常生活に様々な弊害をもたらしてしまうため、出来るだけ対人恐怖症の症状を改善して自分が生きやすいと感じる人生を取り戻すことが大切です。
まず対人恐怖症の人は、原因となるトラウマを過去に経験していることが多いのが特徴です。よく聞くのは過去のいじめ体験です。理不尽ないじめを受けたことにより、その恐怖心を何年経ってもぬぐえず、他人の視線や言動に過敏に反応してしまう人は非常に多いです。また、いじめ経験によって自己肯定感を極端に低く持ってしまう人も多いため、自分は他人から下に見られる、何かしたらまたいじめられてしまうという恐怖感から対人恐怖症が治らず悪化してしまうというケースは多いものです。
このように過去のいじめ経験から対人恐怖症になっている人は、まず自分が置かれた状況を冷静に分析してみることからスタートしましょう。自分の周りに過去のいじめっ子がいる場合は気持ちが落ち着きませんが、いじめっ子がいるわけでもなく、悪意を持つ人が特にいない場合には極端な恐怖感を持たなくても大丈夫だということを頭でしっかりと理解しましょう。自分が変な言動や行動をとらなければたいていの他人は自分に危害を加えてくることは無いため、必要以上に恐怖心を持たないよう心の持ち方を改善していくことが大切です。
いじめ経験によって自己肯定感が低くなっている人はなんでも良いので自分が自信を持てることを探すのがおすすめです。趣味でも仕事でも、何でもよいので自分が自信を持てることを何か一つ見つけてみましょう。何もない人は毎日起きて仕事や勉強に向かっていることでも十分評価に値することなので、自分に自信を持ちましょう。
おすすめなのは一日の終わりに一言でも良いので自分が頑張ったことを日記に記す方法です。自分が頑張ったことを毎日振り返ることで徐々に自己肯定感を身に着けることが出来ます。何も見つからない日は、健康に過ごせたということだけでも良いでしょう。日記でなくても、手帳の空いたスペースに一言でも書き続けることで少しずつ自信を手に入れることが出来るのでおすすめです。
また、対人恐怖症の症状がひどい時には思い切って環境を変えて人生のリセットをしてみるのもおすすめです。学生の場合は高校や大学などに進学する時がチャンスです。引っ越しをしたり、ヘアスタイルやファッションの系統を変えることで自分自身が生まれ変わった気分を味わえるため、新しい自分として今までの自分と決別することが出来るでしょう。そうすると今までの対人恐怖症に悩んでいた自分を少し抑えることが出来るため、別人になった気持ちで積極的な行動が出来るケースがあります。その場合は、なるべく過去の自分を知らない人たちや土地でリセットするのがおすすめです。また、自分がなりたい自分のイメージに近づけるよう外見からイメージチェンジをしていくと良いでしょう。見た目に自信が持てるようになると心も強く持てるようになるため、芸能人や身近な誰かを参考にしながらなりたい自分像を作り上げていくと良いでしょう。
また、対人恐怖症で悩んでいる人は専門の医師やカウンセラーに相談することで改善することもあります。医師の場合は過度の緊張をほぐしてくれる処方薬を出してくれるため、それを服薬して緊張を和らげて日常生活をおくることが出来ます。気持ちが安定している状態が続けば対人恐怖症を抑えながら他人とコミュニケーションが出来るため、徐々に服薬を減らして改善することも十分に可能です。
またカウンセラーに相談することで気持ちを軽くすることも出来るため、自分の悩みを打ち明けることが出来る、信頼できるカウンセラー探しをするのもおすすめです。出来れば対人恐怖症の患者を多く見ている医師やカウンセラーに相談するのが望ましいため、口コミや評判などの良い病院を探して受診してみると良いでしょう。
そのような病院に心当たりがない場合は対人恐怖症で悩む人の相談に乗ってくれる団体や、自治体が提供している相談窓口を頼りにするのも有効です。特に自治体の相談窓口を利用すると、自分が住んでいる自治体でおすすめの病院などを紹介してくれるので、受診しやすい病院探しに役立ちます。
対人恐怖症関連の書籍も多数販売されており、改善アドバイスも沢山掲載されているため、他人に悩みを打ち明けることに精神的なハードルを感じる人はまず自分で出来る方法で症状の改善を目指していくのもおすすめです。
他人とコミュニケーションを取るのが難しいと感じる人は、自分の兄弟や親など身近な存在とのコミュニケーションを大切にするのも良いでしょう。身近な存在の人間と良い関係が築けるように努力をすることで、徐々にコミュニケーション能力を向上させることが出来るため、少しずつ他人との距離の取り方や話し方を改善していくことが出来るでしょう。

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