営業だけど対人恐怖症の時はどう克服したらいい?

営業マンでありながら対人恐怖症になってしまった人はとても多いです。そもそも対人恐怖症はちょっとしたトラウマや自信の喪失、過度な叱責などで陥りやすい症状です。営業マンであればだれもが対人恐怖症になる可能性があり、それを避けることは容易ではありません。万が一そうなってしまった場合は少しずつ改善していくことが求められます。

対人恐怖症を細かく分類だけで実に20種類近くの症状があります。1つの症状を抱えるのも大変ですが、場合によってはこれをいくつも抱えてしまう人も少なくありません。営業マンとして複数の症状を抱えることはかなり仕事がしにくい状況を意味します。克服を考える場合はなぜ対人恐怖症になったのかという原因を知らないといけません。対人恐怖症はマジメな人であったり完璧主義者などがなりやすいとされています。営業は成功よりも失敗が多い分野であるため、失敗の方ばかりを見てしまうと自信を失いやすいことが考えられます。

そこで大事なのは失敗ばかりを見ないことです。成功した部分だけを見てこれだけの実績を出したのだから立派だと思っていけば対人恐怖症は克服できます。堂々としていれば何の問題もないと思って仕事をして実際に結果が出れば、むしろ今まで対人恐怖症で苦しんでいた自分を笑い飛ばせます。そうなってしまえば対人恐怖症になる前よりもたくましくなり、自分の弱気な部分と強気な部分のバランスをとりながら仕事ができます。過度に怖がることで対人恐怖症になってしまいがちですが、そうしたことも成功をできるだけ見ていくようにすれば大丈夫です。

ただ、会社側がそうした姿勢を認めてくれない可能性があります。特に営業は成功してもそれが当たり前で、失敗したらその失敗の原因を追及させられます。会社にそのようなことを求めても逆にマークが厳しくなって立場を危うくします。ここで実践したいのが他人からどう思われているかを考えないことです。上司に好かれたいとか周囲にいい格好をしたいと考えがちですが、その気持ちを捨てることが必要です。自分は自分なりのやり方で結果を出せばいいと割り切り、会社側が指摘することを少しは参考にしながら自分の責任で仕事をしていけば問題ありません。

営業マンによっては人見知りの人も結構いますが、こうした人が結果を出すことが多々見受けられます。その理由として本来営業マンがやりがちなことではなく、別のやり方で仕事をしてそれがハマりやすいことがあるためです。例えば営業トークがかなり苦手な人は資料を見やすくして、その資料を見ながら話していけば様になるような仕組みを作っています。保険会社などの提案でもこうしたものを使って組み立てていけば、その知識があまりない人でも研修を重ねることで自然とこなせます。自分の形を見つけて、それを徹底していくことでアドリブがなくても大丈夫な形にするのがポイントです。

対人恐怖症は人見知りの一種ともされていますが、プラスに捉えるのであればそれだけ相手を考えているということです。この人はこう思っているのではないかと思えば、それに合わせた提案やタイミングで営業をかけていけます。ただ自分のことだけを考えすぎる自意識過剰の状況ではあまり有効ではありません。もし自意識過剰であれば、今自分が何に苦しんでいるのかを紙に書き出して後輩が同じようなことで悩んでいたらどのようなアドバイスを送るかというのを考えていきます。他人の悩みに自意識過剰と思えるものは自分の悩みでも同じです。自意識過剰の要素は削っておきたい部分です。

人気のある営業マンでも商談前はかなり緊張します。むしろその緊張が色々な準備をさせて、これだけのことをしたのだからそれでダメなら仕方ないと開き直させます。失敗しても、なぜ失敗したのかが分かればその対策を立てて二度と同じことはしないように心掛ければ大丈夫です。対人恐怖症になりやすい人は恐怖で動けないままプレッシャーに襲われて痛い目を見る人です。それを克服することはもしプレッシャーに襲われたときに何をすればいいのかがわかり、同じ場面になれば今度は余裕を持って対処できるようになることを意味します。

克服のためには色々な営業マンの話を聞くことがおすすめです。自分にはできそうにないと思わず、まずは実践してみて自分に合いそうなものを取り込んでいくことで引き出しを増やせます。その引き出しは自分の失敗談などでも増やせるため、その失敗を客観視して対策が立てられれば次に進めます。未知のものに対しては人は恐怖感を覚えます。未知のものでなくさせるためには、先輩の話を聞くことやビジネス本などで色んな人の考え方を知ることが必要です。

今まで何の失敗もなく営業成績が常にトップという人はまずいません。対人恐怖症を実際に乗り越えた人、それに近かった人でも成績をきっちりと残せます。恐怖と戦うにはまずその恐怖の根本を知り、その対策を立てていくことが求められます。